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Rest In Peace CR Johnson

オークションで夏女さんにスキーブーツを検索するこの頃。

今日も二日酔いの頭を抱えながら、サーフしていると何やら「CRへ哀悼の・・・・・」なんて言う記事がちらほら?

哀悼? 雪男的にCRと言えば「CR ジョンソン」(パチンコでもあるのかな?)。某スキーメーカーにてWWデスポンサードしていたフリースキーの選手です。雪男の記憶では最初に1440(=360° X 4回転)した選手です。

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まさかと思ってさらに検索すると・・・・・、「つい昨日、僅か26歳という短い生涯に幕を閉じたフリースキーヤーのレジェンド、CRジョンソン。」となっているではないですか! 既に1年以上前の2010年3月にスキー中の事故で亡くなっていました orz……

どうりで、タナー(タナー・ホール)やサイモン(サイモン・デュモン)はXゲームでも見るけど、CRがいない訳だ・・・・・。

そんな彼の、フリースキーヤーの、フリースキー業界のヒーローであり続け、本当のレジェンドになってしまったCRへ、CRの友人でもあるJeff Schmuckが寄稿してた文章をせめてもの哀悼の意を込めて・・・・・。

 


Words by Jeff Schmuck 

全てのスキーに携わる人にとってまたもや悲報が届いた。
このスポーツを革新させ、進化のアイコンでもあったCR JohnsonがホームマウンテンのSquaw Valleyでスキー中に亡くなった。享年は26。発表されている情報によるとCRはSquaw Valleyをスキー中に、Light Towersのクリフからテイクオフした際に露出していた岩にエッジを取られてしまい、ランディングで首や頭を岩に打ってしまったとのこと。
この時CRはヘルメットは着用しており、直ぐにスキーパトロールと医療スタッフも駆けつけ懸命に救命活動を行ったが、その甲斐なく、CRは余りにも早い生涯を閉じる事になってしまった。

“Legend”.

この世界でこの表現は過度に使用されることが多く見受けられるが、ことCRに限っては、この言葉は至極適当な表現と言える。
CRは当時15歳の若さでその時スキーヤーにとっては史上初だった1440を引っ提げ、スキーシーンに衝撃的なデビューを果たした。
”このLake Tahoe出身の若き改革者にはまるで限界は存在しないのではないか?”そう思わせるような卓越した技術と情熱で数えきれない程コンペティションの表彰台に上り、雑誌の紙面を飾り、そして世界中のスキーヤーの話題の中心となる様なフィルムパートを毎年発表し続けた。

CRはまた、スキーでのハーフパイプの進化に非常に大きな役割を担った。
2003年のWinter X Games 7ではCandide Thovexとのハーフパイプでのパフォーマンスは多くのスノーボーダーの度肝を抜き、そして今まで燻っていたスキーヤーの目を覚ました。
(*訳者もその一人。あの最初のヒットのバックサイドテールは本当にカッコ良かった!)
ハーフパイプと同様に、今では当たり前になっているパークのトリックをバックカントリーで、という流れを作り、それを多くのフィルムセグメントに残した。

2005年には、周りの誰もがもう復帰は叶わないであろう、と考えていた程の大ケガを負う。
複数のスキーヤーとトレインジャンプ(*注:間隔を置かずに連続でジャンプすること)中に、他のスキーヤーが誤ってCRの上にランディングしてしまい、10日間も生死の境を彷徨う程の重大な事故に遭う。
誰もが復帰は無理だ、と考えていたがCRは違った。彼は闘い続け、そしてたった2シーズン後には彼がケガの前までいた場所に戻り、MSPやPoor Boyz、盟友であるTanner Hallとスキーをし、4FRNTで自身のシグネチャースキーに情熱を傾け、そしてRed Bull Cold RushやRed Bull Line Catcherなどのイベントに参加し、つい最近行われたRed Bull Line Catcherでは表彰台にも上った。

この悲劇としか言いようが無いCRの訃報はスキー界全体に大きなショックを与え、そして幸運にも彼と友人であることが出来た僕のような人には深い悲しみを残した。
しかしそれと同時に、彼と友人でいる事が出来たという幸せを感じており、その素晴らしい経験をこの場で皆様と共有できればと思う。

先シーズン、Retallackで僕たちは夕飯を食べながら些細な日常生活のストレスについて愚痴をこぼしていたんだ。
その時、CRが自分の事故について話始めた。彼はその中で、あのケガ(2005年の大ケガ)があって良かった、あの事故に遭って自分にとって本当に何が大切なのかを気づく事ができ、そして自分の思うように人生を続けられる事の幸運に感謝している、と。
CRが話している間、僕たちはみんな黙ってCRの一言一言に聞き入っていた。
CRは、素晴らしい仲間、素晴らしい場所でパウダーを滑り、そして夜には素晴らしい食事まである僕らは本当に幸せだ、と言う事を静かに話し続けた。世界には最後の一つ、素晴らしい食事だけでも満足にする事が出来ない人も数多くいるにも関わらず、僕はこの場所に居られることを感謝しているし、みんなもそう思う方が良いと思うんだ——とそう言い終わると同時に僕らは歓喜と同意の乾杯をしたんだ。
僕は普段から辛いことがあるとCRがあの夜に話してくれたことを思い出すんだ。これはきっと僕の生涯ずっと持って行く宝の一つだし、CRを思い出す時はあの夜の話と、CRの周りも明るくする笑顔を思い出すのだろう。

CRは創造者であり、改革者であり、そしてアイコンだった。
でもそれら以上に、彼は人間的に優れた非常に優しいみんなから尊敬を集める人物だった。
その彼の第二の人生がこんなにも早く幕を閉じることになったのは本当に悲しいとしか言いようがない。
僕らの最大限の祈りや願いを今も尚難しい時間を過ごしているCRの母Loraine、父のRuss、そして姉のKahlilに送りたいと思う。

“Only the things that you truly love will you pursue with that energy, and for me my family, my friends, and skiing, that’s it for me, that’s my life. The joy I get from skiing…that’s worth dying for.”

(自分にとって本当に愛しているものにしかエネルギーを注ぎ続けることは出来ない——僕にとってそれは家族であり、仲間であり、そしてスキーなんだ。スキーから得られる喜びは本当に本当に命を失っても構わないぐらいに大きいものなんだ。)

CR Johnson

Rest In Peace CR Johnson. We’ll never forget you my friend.

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